ココナッツオイルには「エクストラバージン」と呼ばれる種類のオイルがあります。
でも実は、その1つだけではなく、合計で3種類のココナッツオイルがあるんです。
このココナッツオイルの種類の違いっていったい何なのでしょうか?
そこで、今回はココナッツオイルの種類についてご紹介します。
ココナッツオイル【エキストラバージン】の違いってナニ?
ココナッツオイルには、アンチエイジング効果に良いとされるビタミンEが含まれています。
そのため、スキンケアに使用することによって「肌のターンオーバー」を促し、シミやシワ、くすみを予防します。
また、約70%が中鎖脂肪酸で構成されているため、お肌への保湿効果がバツグンに高いです。
食用として摂取した場合は、他の「長鎖脂肪酸」のオイルと比べると脂肪になりにくく、すぐにエネルギーとして消化される特徴があります。
天然成分100%なので、添加物などが含まれていないことから、安心・安全にダイエットや健康を目指す助けになるオイルということ。
しかも、スキンケアに使用することもできる優れものなんです♪
そんなココナッツオイルには大きく分けて2種類のオイルがあります。
食用・スキンケアのどちらで利用するにしても、見極めることはとても大切です!
1 ココナッツオイル
通常、「ココナッツオイル」とだけ表記されているのは、熱を加え、化学的工程を踏んでいるココナッツオイルです。
ココナッツを乾燥させる過程で果肉が腐らないように防腐剤を使ったり、見た目が良くなるよう漂白剤を使用したりするケースが多いです。
ある程度の品質のココナッツオイルを大量に生産するのに向いています。
- 高温精製
- 漂白工程
- 脱臭工程
を加えているのが「ココナッツオイル」なので、ココナッツの香りはほとんど消えてしまっています。
しかも!!
製造過程で熱を加えることにより、ココナッツに含まれていた栄養素や美容成分は破壊されてしまいます。
ココナッツオイルに含まれる成分はほとんど飽和脂肪酸や中鎖脂肪酸、ラウリン酸といった「熱」に強いものが多いです。
しかし、ビタミンなどの繊細な成分は破壊されてしまいます。
美容効果や栄養素による効果を目的に使用する場合は、できるだけ「未精製」のバージンオイルを使用することがおススメです。
2 バージンココナッツオイル
無精製、無添加、非加熱抽出をしているのが『ヴァージンココナッツオイル』です。
化学物質やその他の添加物を一切含みません。
防腐、漂白、脱臭などの処理は行わないため、生産するのに手間が掛かります。
ココナッツの果肉を生の状態で、40℃を超えない低温でじっくりと圧搾することにより、高品質を保った状態で商品化されています。
バージンオイルには2種類のバージンココナッツオイルがあります。
- エクストラヴァージンココナッツオイル
- ヴァージンココナッツ
この2種類です。
一見、「エクストラバージン」の方が、名前も長くて「エクストラ」と明記されているので高品質に見えます。
それは、ヴァージンココナッツの中には「オーガニック認定」を受けているものがあります。
オーガニック認定を受けているものは、いくら高品質でも「エクストラヴァージン」と記載することができないんです。
そのため、ココナッツを作る段階でも「無添加」にこだわる場合は「オーガニック認定」を受けたものを選ぶ必要があります。
しかし、名前は「エクストラヴァージン」ではなく「バージンココナッツオイル」として販売されているんです。
そういった意味では、アナタの使用する目的に合わせて、どちらを選ぶかを判断することが大切です。
ココナッツオイル、どっちを選ぶ!?
ココナッツオイルを選ぶ場合、「ココナッツオイル」と「バージンココナッツオイル」では、断然「バージンココナッツオイル」です。
それは安心・安全といった意味が大きく含まれています。
食用として使用する場合は、風味の違いに驚きます。
「バージンココナッツオイル」はココナッツの果肉をそのまま圧縮しているので、風味や栄養素をそのまま感じることができます。
ただ、「ニオイが苦手」という方には、臭いだけを取り除いたバージンココナッツオイルがあるので、そちらをおススメします。(→無臭のココナッツオイル!?安全面では大丈夫なの?)
また、スキンケアに使用する場合にも「美容成分」をお肌に与える意味では、「バージンココナッツオイル」の方がおススメです。
特に安全性を確認するときに大事になってくるのが、オーガニック認証です。
スキンケアに使うのですから、できるだけ安全性が高く、効果的なものが良いですよね。
ココナッツオイルをスキンケアに使う場合は、詳しいオーガニック認定を知っておくことをおススメします。
スキンケアに使う場合のココナッツオイルを選ぶポイントはこちらです♪(→スキンケア用ココナッツオイル、選ぶポイントは?)